ITパスポート試験
令和6年 第51問
不正解
【令和6年度過去問】
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解答
問51
システム開発プロジェクトにおいて,テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び不具合の内容を表に記入し,不具合ごとに根本原因を突き止めた後に,根本原因ごとに集計を行い発生頻度の多い順に並べ,主要な根本原因の特定を行った。ここで利用した図表のうち,根本原因を集計し,発生頻度順に並べて棒グラフで示し,累積値を折れ線グラフで重ねて示したものはどれか。
散布図 | |
チェックシート | |
特性要因図 ←あなたの解答 | |
パレート図 ←正解! |
(令和6年 ITパスポート試験 第51問 マネジメント系/プロジェクトマネジメント)
解説
(エ)パレート図
この問題の正解率:43.7%(高い)
この問題の正解率:43.7%(高い)
- (ア)散布図は、二つの変数の関係性を示すために用いられる図表であり、不具合分析には適していません。
- (イ)チェックシートは、項目ごとにチェックを入れることで、不具合の有無や種類を記録するために用いるツールであり、根本原因分析には不十分です。
- (ウ)特性要因図は、原因となる要素を放射線状に枝分かれさせて整理する図表であり、根本原因の集計や主要な原因の特定には適していません。
- (エ)パレート図は、ある現象の原因を発生頻度順に棒グラフで示し、累積値を折れ線グラフで重ねて示す図表です。問題の発生頻度を高い順に棒グラフで示し、累積値を折れ線グラフで重ねて示すことで、主要な根本原因を特定することができます。
パレート図は売上管理などで重要度をランク分けするABC分析の際にもよく使用されます。
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