ITパスポート試験
令和6年 第96問
不正解
解答
問96
Aさんは次のように宛先を指定して電子メールを送信した。この電子メールの受信者に関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
〔宛先〕
To:Bさんのメールアドレス
Cc:Cさんのメールアドレス
Bcc:Dさんのメールアドレス, Eさんのメールアドレス
(1) CさんはDさんのメールアドレスを知ることができる。
(2) DさんはCさんのメールアドレスを知ることができる。
(3) EさんはDさんのメールアドレスを知ることができる。
(1) | |
(1), (3) ←あなたの解答 | |
(2) ←正解! | |
(2), (3) |
(令和6年 ITパスポート試験 第96問 テクノロジ系/ネットワーク)
解説
この問題の正解率:38.9%(やや高い)
メールの送信先を設定する際に使用される宛先設定には以下の種類があり使い分ける必要があります。
To: 宛先という意味であり、そのメールのメインの送り先を示しています。Toに指定されたアドレスは、全員が互いのアドレスを見ることができます。
Cc: はカーボンコピーの略で、Toに指定されたアドレスに加え、Ccに指定されたアドレスにもメールが送信されます。Ccに指定されたアドレスは、Toに指定された人からも確認できます。
Bcc: はブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)の略で、基本的にはCCと同様に複写の扱いとなります。Ccとの大きな違いは、BCCに指定されたメールアドレスはToやCcに指定された人からは見えないということです。Bccに指定されたアドレスは、お互いのアドレスも確認できません。
DさんメールアドレスはBccに指定されているためCさんもEさんも知ることができません。
電子メールの宛先設定によって、受信者同士のメールアドレスが見えるかどうかが決まります。
CcとBccを使い分けることで、必要な人にだけメールアドレスを共有し、不要な情報漏洩を防ぐことができます。