ITパスポート試験
令和6年 第12問
正解
【令和6年度過去問】
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解答
問12
AIに関するガイドラインの一つである"人間中心のAI社会原則"に定められている七つの"AI社会原則"のうち、"イノベーションの原則"に関する記述として、最も適切なものはどれか。
AIの発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。 ←正解! | |
AIの利用がもたらす結果については,問題の特性に応じて,AIの開発,提供,利用に携わった関係者が分担して責任を負う。 | |
サービスの提供者は,AIを利用している事実やデータの取得方法や使用方法,結果の適切性について,利用者に対する適切な説明を行う。 | |
情報弱者を生み出さないために,幼児教育や初等中等教育において,AI活用や情報リテラシーに関する教育を行う。 |
(令和6年 ITパスポート試験 第12問 ストラテジ系/ビジネスインダストリ)
解説
(ア)AIの発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。
この問題の正解率:38%(やや高い)
この問題の正解率:38%(やや高い)
- ア は、「イノベーションの原則」に関する記述です。
- イ は、「説明責任の原則」に関する記述です。
- ウ は、「説明責任の原則」に関する記述です。
- エ は、「社会包摂の原則」に関する記述です。
人間中心のAI社会原則は、経済産業省、内閣府、総務省、文部科学省が策定した、AI社会の構築に向けた基本的な指針です。
七つの「AI社会原則」は以下の通り。
人間中心の原則: AIは、人間の尊厳と価値を尊重し、人間の能力を拡張するものであり、人間が主体的に利用するものであること
社会包摂の原則: AIの利用は、すべての人々が恩恵を受けられるように、社会全体の利益に資するものであり、差別や格差を生むものであってはならないこと
説明責任の原則: AIの開発、提供、利用に携わった関係者は、AIの利用がもたらす結果について責任を負い、説明できる体制を整備すること
安全・安心の原則: AIは、安全かつ安心に利用できるよう、適切な技術的・制度的な措置を講じること
透明性の原則: AIの開発、提供、利用に関する情報は、透明性を持って公開すること
イノベーションの原則: AIの発展によって人も併せて進化するように、国際化や多様化を推進し、大学、研究機関、企業など、官民における連携と、柔軟な人材の移動を促進すること
人権の尊重の原則: AIの開発、提供、利用において、人権を尊重すること
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